エターナル・サンシャイン


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“さよなら”の代わりに、記憶を消した−−
バレンタインデー目前のある日。ジョエル(ジム・キャリー)は、不思議な手紙を受けとる。
「クレメンタインはジョエルの記憶を全て消し去りました。
今後、彼女の過去について絶対触れないようにお願いします。ラクーナ社」
クレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)は、ジョエルが最近喧嘩別れしてしまった恋人。
仲直りしようと思っていた矢先に、彼女が自分との記憶を消去してしまったことを知りショックを受けた彼は、自らもクレメンタインとの波乱に満ちた日々を忘れようと、記憶除去を専門とするラクーナ医院の門を叩く。
ハワード・ミュージワック博士(トム・ウィルキンソン)が開発したというその手術法は、一晩寝ているあいだに、脳の中の特定の記憶だけを消去できるという便利なもの。
さっそく、医師の指示通り彼女との思い出の品を掻き集め、睡眠薬を飲んで、施術を受けるジョエル。
ラクーナの技師たち(マーク・ラファロ、イライジャ・ウッド、キルスティン・ダンスト)が現在から過去へと記憶を消していくあいだ、無意識のジョエルは、クレメンタインと過ごした日々を逆回転で体験する。
最初に甦るのは、カップルの末期症状の姿。喧嘩が絶えず、不満や猜疑心に満ちている。
しかし、記憶をさかのぼるに従って、ジョエルの胸は痛み始め、手術を止めたいと思うようになる。
そこには、忘れたくない素敵な日々があったのだ。
思い出しては消されていく楽しかった日々の記憶…。
とうとう最後のひとつの記憶を思い出した時、記憶の中のクレメンタインはジョエルに問いかける。
『絶対にまた私に会いに来て。そしたら、私もあなたのことを思い出すから。』
そして、いつもと同じ朝。何事もなかったかのように家を出るジョエルは、このあと素敵な運命が待ち受けていることをまだ知らないーー。

脚本はオスカー受賞ということで公開前から楽しみにしていましたが、とてもユニークな映画でした。時系列があっちこっちに飛んだり、細かな伏線がいっぱいだったり・・・
さえないジム・キャリーも必死なジム・キャリーもよかったし、『ネバーランド』とはまったく違った奔放で衝動的なケイト・ウィンスレットも可愛いくてどこか憎めない感じがよかったな。
ラストで全てが繋がった時、わお!って感じでした。

恋も、そして人生も辛いことや嫌な事も沢山あるけど、その記憶・思い出があるから今の自分があってこれからの自分に繋がっていくんですよね。
全てを抱え、それでも前を向いて生きていくのが人間だと言う事をそっと気付かせてくれるような作品でした。
自分が他人を愛した過去、他人から愛された過去。
そんな素敵な出来事を記憶から消すなんて、もったいない!!
だって覚えていたくても人はだんだん忘れていくんですから。(自嘲)
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by webwing | 2005-04-08 16:29 | 2005年劇場版


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