CASSHERN

CASSHERN
/ 松竹
深かったです。
アニメ「新造人間キャシャーン」とは全く別の、メッセージ性の強い反戦映画でした。しかも映画と言うよりは映像作品。
映像作家が創る映画はこんな風に綺麗なんだなと思いました。

架空の時代と世界の中で繰り返される殺戮。
その空しさが、紀里谷監督独特の映像が綺麗であればあるほど悲しく入り込んできます。

アニメの延長上の大衆娯楽映画を期待していた人にはつまらないものかもしれませんが、
人はなぜ生きるのか?人はなぜ憎しみ合うのか?人はなぜ愛し合うのか?
そうした普遍的なテーマを描いた見応えのある作品でした。
本当はちょぴり重かったんですけどね。
ダンは凄く面白かったみたいです。

圧倒的な量のCGに負けない存在感を持った俳優陣もよかったです。
だれかの幸せの犠牲に誰かの死や憎しみがあってはならない。それは愛というエゴイズムでしかないから。
行き着くところ、万人の幸せは、協調と共存にしか見出せないと言うことが言いたかったんじゃないかと思いました。

ラストに流れる紀里谷夫人の詩が夫唱婦随って感じでよかったです。


誰かの願いが叶う頃 あの子が泣いてるよ
みんなの願いは同時には叶わない

小さな地球が回るほど 優しさが身に付くよ
もう一度あなたを抱き締めたい できるだけそっと
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by webwing | 2004-05-11 00:00 | 2004年劇場版


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