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世界の中心で、愛をさけぶ

世界の中心で、愛をさけぶ スタンダード・エディション
/ 東宝




平日の午前ということもあって空いていたし、1人で見に来ている女性も結構いました。
やっぱり泣いてきました。
わかっていたので一番後ろの席に陣取って思う存分泣いてきました。
原作とどちらがよかったかというと。。。
焦点が違うように感じてそれぞれよかった・・・かな?
ここからはちょっとネタバレ。
映画を見る予定の人は読まない方がいいかも。

原作ではラスト僅か6ページで10数年後をさらりと描いていますが、映画はよりドラマチックな巡り合わせで原作にはないストーリーが展開されます。
原作には登場しない朔太郎の婚約者(律子)が、実は入院中のアキの声のテープをサクちゃんに届ける小学生の女の子だったんです。
もちろん2人ともそんなことは知らずに付き合っていました。
結婚を控え引越しの準備をしている時に、子供の頃のカーディガンのポケットから届けられなかったアキの最後のテープが出てきて・・・
手品や台風29号などデジャヴュのようなシーンも映像ならではのシーンでした。

『世界の中心で、愛をさけぶ』というタイトルは映画の方が相応しい気がしました。
ラストシーン、オーストラリアで朔太郎がアキの灰を撒くシーンに平井堅さんの『瞳をとじて』が流れるんですが、これはアキの最後のメッセージに対するアンサーソングなんですって。


なくしたものを 越える強さを 君がくれたから


あのテープと律子の存在が過去から朔太郎を解放してくれたんですね。


平日の午前中に一人映画を楽しむなんてなんて贅沢なひとときなんでしょう。
ほくほくでした。癖になりそう・・・
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by webwing | 2004-05-13 00:00 | 2004年劇場版

CASSHERN

CASSHERN
/ 松竹
深かったです。
アニメ「新造人間キャシャーン」とは全く別の、メッセージ性の強い反戦映画でした。しかも映画と言うよりは映像作品。
映像作家が創る映画はこんな風に綺麗なんだなと思いました。

架空の時代と世界の中で繰り返される殺戮。
その空しさが、紀里谷監督独特の映像が綺麗であればあるほど悲しく入り込んできます。

アニメの延長上の大衆娯楽映画を期待していた人にはつまらないものかもしれませんが、
人はなぜ生きるのか?人はなぜ憎しみ合うのか?人はなぜ愛し合うのか?
そうした普遍的なテーマを描いた見応えのある作品でした。
本当はちょぴり重かったんですけどね。
ダンは凄く面白かったみたいです。

圧倒的な量のCGに負けない存在感を持った俳優陣もよかったです。
だれかの幸せの犠牲に誰かの死や憎しみがあってはならない。それは愛というエゴイズムでしかないから。
行き着くところ、万人の幸せは、協調と共存にしか見出せないと言うことが言いたかったんじゃないかと思いました。

ラストに流れる紀里谷夫人の詩が夫唱婦随って感じでよかったです。


誰かの願いが叶う頃 あの子が泣いてるよ
みんなの願いは同時には叶わない

小さな地球が回るほど 優しさが身に付くよ
もう一度あなたを抱き締めたい できるだけそっと
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by webwing | 2004-05-11 00:00 | 2004年劇場版